教育資金は学資保険と預金だけ?ジュニアNISAを始めたわけ

教育資金は学資保険と預金だけ?ジュニアNISAを始めたわけ お金のこと
スポンサーリンク

先日、子供二人分のジュニアNISAを始めました!

もともとは学資保険をしていましたが、お金の勉強を始めてから利率の悪さに気付き解約して、その返戻金をジュニアNISAの資金にしました。

なぜ学資保険ではなくジュニアNISAにしたのか

日本では、子供が生まれたら学資保険に入るのが常識のようになっていて、銀行の窓口や保険会社の人に勧誘されます。

私も何も知らない頃はそれが当然だと思っていて、第一子出産後に疑うことなく学資保険に入りました。

その頃はまだ今ほど利率が悪くなく、約200万円を一括で支払うと18年で約40万円ほど増えて返ってくるのでとてもお得だと思っていました。

しかしお金の勉強をすると、まともな投資をすれば18年もあればその倍は増える可能性が高いということを知り、ジュニアNISAに乗り換えることに決めました。

ジュニアNISAとは

そもそもNISAを日本語で言うと、『少額投資非課税制度』です。

つまり、少額の投資をして出た儲けを非課税にしてくれるということ。本来なら20%ほど税金が取られます。

ジュニアNISAは、それの未成年向けバージョンです。

毎年80万円が非課税枠の上限で、実質管理をするのは両親など二親等以内の親族になります。

そして、18歳までは払い出し制限があります。

18歳までに払い出しをすると、それまでの利益に対して課税され、ジュニアNISA口座が廃止されます。

この制限があったため、ジュニアNISAは使いづらいということであまり利用者が多くなかったようです。

そして、人気がなかったためか2023年末で廃止されることが決まりました。

しかし、廃止が決まったことで逆に私は利用することに決めました!

ジュニアNISAが廃止されるとどうなるのか

なぜ廃止されることでジュニアNISAを使おうと思ったのか、廃止されるとどうなるのか?

一番の理由は、2023年末に廃止されることで、2024年以降に自由に引き出せるようになるからです!

利益が出ていたとしても課税されません!

購入できるのは2023年までなので、2020年の今年始めると、最高で320万円になります。

廃止されたとしても保有自体は今まで通り子供が18歳になるまで可能なので、我が家はできるだけ購入しておいて長期保有するつもりです。

学資保険とジュニアNISAの利益の比較

ジュニアNISAが便利になったことは分かったけど、そもそも投資なんて怖いから嫌だという方もたくさんいると思います。

私も元々そんな感じで、興味も全くありませんでした。

しかし過去のデータから『インデックスファンドを10年以上保有しているとほぼ確実に利益は出る』ということを知りました。

もちろん絶対じゃないことは承知の上で、信用できるデータだと思ったので、ジュニアNISAでは米国株のインデックスファンドを毎月積み立て購入設定しました。

その上で、学資保険とはどのくらい変わるのか計算してみました。

学資保険をそのまま保有していた場合、200万円一括支払いして18年後に240万円返ってくるという保険に入っていました。

では、投資信託だとどうなるか。

大体利回り4%くらいは平均であると言われているので、少し少なめに3%で計算してみます。

もちろん毎年決まってその利率なわけではないので、長期保有をした上であくまで皮算用です。

200万円の3%は6万円。一年の利益が6万円として単純に18年分とすると、108万円になります。

これだけで保険の増加分を大幅に超えています。

複利だったり分配金再投資だったり、実際はもっと複雑なのですが、単純に考えてもより増える可能性の高い投資をジュニアNISAで行うことに決めました。

子供が18歳になるとジュニアNISAをどうするのか

子供が18歳になるとジュニアNISAは終了しますが、保険のように自動的に預金口座に振り込まれて終わりではありません。

ジュニアNISA終了後どうなるのか

ジュニアNISAは18歳以降も保有していると、普通のNISA口座が開設されそちらに移すことができるようになります。

今は2024年以降は自由に引き出すことができるようになったので、18歳までに大きな利益が出たタイミングで売るかお金が必要になったタイミングで売るか、あるいは保有し続けておくか。

今後の状況に応じてその都度決めていこうと思っています。

18歳時点で株価が暴落していたら?

いかに増える可能性が高いと言っても、やはり投資というのは不安定です。

18歳までにいざお金が必要になった時に株価が暴落して、ジュニアNISAで購入した投資信託も大幅に目減りして損をしていたらどうするのか。

その時は、引き出しません!

では必要な資金はどのように調達するのかというと、夫も私もNISA口座を持っており、また現金でもいくらかは手元に持っておくのでそこから使います。

お金が必要な時に、暴落している投資資産を売却するしかないなんてことがないように、他にも用意しておきます。

お金を増やすために投資は必要だと考えていますが、やはりそれだけではいざという時不安なので、色々な資産を保有していくことが大事です!

まとめ

ジュニアNISAについて書いてきましたが、私もまだまだ完璧に分かっているわけではなく、勉強中です!

しかし勉強をしているだけでは理解しきれないので、実践しながら知識と経験を積み重ねている最中です。

これから国からもらえるお金には期待できないし、時代もどんどん変わっていくので自分で自分を守ることが必要です。

必要な時に子供も私たちも満足のいく生活ができるよう、新しいことに次々挑戦していきます!

それでは。

コメント

タイトルとURLをコピーしました