「老後のお金が足りない」と言われ始めてだいぶ経ちます。
みなさん日々資産形成に励んでいる方も多いことでしょう。
私ももちろんその一人。
お金の勉強をしている人の間では有名な”金融広報中央委員会”の『家計の金融行動に関する世論調査(2022年)』によると、金融資産の平均保有額は単身世帯で871万円。二人以上世帯で1,291万円。
中央値(数値を少ない順に並べた時に、真ん中に来る数値)では、単身世帯100万円。二人以上世帯400万円だそうです。
現在の我が家の資産は約1,500万円なので、世間の平均よりも多いことになります。
しかも年齢が上がるほど資産が多い人が増えるので、30代の中ではだいぶ多い方と言えます。
なぜこの歳でここまで貯められたのか。
それは単純に人よりお金を使わなかったからだと思っています。
世間では持っていて当たり前とされているモノでも買わない
まず、大きな買い物をしないだけで大きな支出を減らせます。
世間では、結婚して子供ができると車が必要だと言われていますが、我が家は購入したことがありません。
車が無くても生活に困らない場所を選んで住んでいるからです。
もちろん車があった方が便利だし、行動範囲が広がるからいいなぁと思うこともあります。
でも、必要な時はレンタカーやタクシーを利用すれば何とかなるので買うには至りませんでした。
その時一回の支出は大きいけど、車を所有するコストと比べるととても小さい金額です。
多分、車を買っていたら資産は今より1,000万円くらい少なかったかも。
もう一つ、人生で一番大きな買い物と言われているマイホームですが、我が家は今のところ買う予定はありません。
その理由は、
①転勤族だから家族全員でずっと住めるわけではない。
②子供がいずれ独り立ちしたり、その時によって必要部屋数や欲しい設備も変わってくるため住み替えられた方がいい。
という感じです。
買ってしまって住み替えたくなれば売ればいいという意見もありますが、その手間やコスト、確実に売れるかは分からないことを考えると、マイホームを買うという結論にはなりません。
もし買うことがあるとすれば、子供が巣立って夫が仕事を辞めるか転勤のない会社に転職することがあった時かなぁ。
もし実家近くなど田舎で定住する人生だったら買っていたかもしれないので、マイホーム完全反対派というわけではなく、自分たちの生活から自分たちに合った判断をしているだけです。
収入が多めでも支出が多ければ貯まらない
我が家の資産が平均よりも多めなのは、夫が世間の年収よりも多めに稼いで頑張ってくれているというのもあるかもしれません。
とは言っても、共働き世帯の年収と比べるときっと普通ですが。
夫が以前所属していた会社は年収が多い人がゴロゴロいましたが、みなさんその分いい家に住んでいい車に乗って旅行に行って、意外とたくさん資産があるわけではないらしく。
収入があればあるだけ資産が築けるわけではなく、やはりその中でどれだけ使わないかが重要になるんだと学びました。
夫が転職して年収が下がってから貯蓄を意識するようになったのですが、資産が増えるスピードは今の方が早いです。
収入の多さよりも支出の少なさの方が大事だということを実感しています。
固定費を下げ、モノを買う前によく考える
では、大きな買い物をしないこと以外にどのように支出を減らしているかというと、まずは固定費を下げること。
今まで何度も同じようなことを言っていますが、これは本当に効果が大きいです。
最初の手続きなどは面倒ですが、一度やってしまえば放っておいても毎月の支出が減ります。
まずは携帯電話の契約を格安SIMに変えること。
大手の頃は毎月7,000円以上払っていて10,000円を超えることも普通にありましたが、今は毎月1,000円です。安。
その他、保険も見直していくつか解約しました。
毎月15,000円だったのが今は9,000円。
本当はもっと減らしたいけど・・・もう少しお金が貯まってからかな。
あとは大きなところで家賃。
築年数にはこだわらず(今の家は築40年!)、立地と水回りの綺麗さは欠かせない条件として選びました。
古くても快適に過ごせています!
固定費を極力下げて決まった支出を減らした上で、普段の買い物もなるべくお金を使わない方向で日々生きています。
前は”お金は使うものだと思っている散財人間”だったのですが、お金を払う前によーく考える癖をつけるようにしてから、変わることができました。
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貯金というのは、『収入ー支出』で残ったお金です。
当たり前ですが、支出を減らせば残るお金は増えます。
その結果が今の総資産額。
私もまだまだ反省点は多いですが、以前に比べて日々使うお金を減らせています。
習慣化すれば苦ではなくなります。
一緒に、使わないお金を増やしていきましょう!!
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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