考えたくないことですが、ある日突然未亡人になってしまう可能性はあります。
この”未亡人”という言葉、現在では使うのは好ましくないとされているし、言葉の意味から考えても私自身も好きではありません。
ですが分かりやすいように敢えて使っています。
さて、タイトルの通り私は専業主婦です。
今もし夫が居なくなってしまったら収入が途絶えてしまいます。
そんな中で子供二人を育てながら生きていけるのか、調べながら考えてみました。
遺族年金
遺族年金には、老後にもらえる年金と同じように二種類あります。
国民年金に加入していて且つ18歳以下の子供がいる場合に受け取れる遺族基礎年金と、会社勤めの人が加入する厚生年金を払っていればもらえる遺族厚生年金です。
子供が二人いる私の場合はどうなるのか、調べてみました。
遺族基礎年金
子供がいるので受け取ることができます。
基本額は年額で816,000円(2024年度)。
子供の加算額があり、一人目と二人目は234,800円。三人目以降は78,300円です。
これは子供が18歳になる年の年度末までもらえます。
うちの場合は、816,000+234,80+234,800=1,285,600円。
月額にすると107,133円で、これが上の子が18歳になる年度まで続きます。
その翌年度からは子供一人という扱いになるので、月額が約2万円減った額が下の子の18歳到達時までもらえます。
そしてその翌年度からは、子供がいないことになるので遺族基礎年金は支払われなくなります。
遺族厚生年金
夫はサラリーマンなので、遺族厚生年金ももらえます。
これは収入によって違うので算出が難しいのですが、近そうな金額で出してみました。
結果、年に約45万円。月に37,500円程です。これが65歳になるまでもらえます。
また、18歳以下の子供がいなくなったら支払われなくなる遺族基礎年金の代わりのように、遺族厚生年金には中高齢寡婦加算というものがあります。
下の子が成人してから私が65歳になるまでの間、年間612,000円、月に51,000円が受け取れます。
ひとり親家庭のための手当
国からの年金の他に、配偶者の生死にかかわらずひとり親家庭への助成があります。
児童手当
これはひとり親に限らずみんながもらえるものですが、子供一人につき月に1万円(2歳までは1万5千円)が18歳になる年の年度末まで受け取れます。
我が家は上の子が18歳になるまでは2万円です。
児童扶養手当
ひとり親家庭が受け取れるものですが、これも18歳到達年の年度末まで。
自治体によって金額が多少異なるようです。
今の自治体なら月額44,140円、二人目の加算が10,420円なので我が家の場合は毎月54,560円もらえます。
更に医療費も無料になるので、病院に行く時にはとても助かります!
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ここまでで、上の子が18歳になる年までに毎月もらえる金額を計算してみると219,193円になりました。
パートとかでも何とか暮らせそう!
でも、子供たちが二人とも18歳になったら一気に年金は月額88,500円になります。厳しい・・・
民間保険
更に我が家は民間の保険にも入っているのでそれも計算してみます。
まず、死亡一時金が350万円。
もしもの時に、当面の生活には困りません。
他には収入保障保険に入っていて、現在毎月3,910円払っています。
死亡または高度障害になってしまった時に、65歳まで毎月10万円受け取れるものです。
これも足してみると、子供たち二人と暮らしている間は月に319,193円。
少しずつ貯金しながらある程度余裕のある生活ができそうです。
私一人になってからは、188,500円になります。
一人ならそれくらいでも大丈夫そう!
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計算してみた結果、稼げる仕事に就けなくても何とか生きていけそうだと分かりました。
更に今ある資産を子供の学費に充てれば、進学を諦めることなくやりたいことをさせてあげられそうです!
ひとまずは安心できました。
縁起でもない考えたくもないことですが、一度試算してみれば必要なこと、過剰に入らなくてもいい保険などが分かるかもしれません。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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