先日この↓記事の中で、学資保険からジュニアNISAに移した話を詳しく話すと書いたので、今日はそれについてのお話です。
約10年前、上の子が生まれる頃は子供に学資保険をかけるのは当たり前だったし、今のように投資が一般的ではありませんでした。
だから、当然のように学資保険に入ることに。
友達が保険を取り扱う仕事をしていたので色々教えてもらいつつ、紹介してもらった保険に加入しました。
確か、全部で約210万円を払って18年後には30万円くらい増えて返ってくる、みたいな感じ。
もう書類は全て捨てたので詳しい数字は覚えていませんが、そういう内容でした。
知識もないしそれが一番良さそうだったので、即決して全て一括で払い込みました。
学資保険を解約してジュニアNISAにした理由
2020年のコロナ禍で在宅時間が増えたのと、その時期に投資だNISAだと話題になっていたのをきっかけに投資を始めました。
同時にお金の勉強も始め、投資で資産を増やす効率の良さと、貯蓄保険は効率が悪いということも知りました。
・数年以内に使う予定があるお金は預貯金で
・しばらく使うあてのない余裕資金は投資で増やす
・不測の事態に備えた保険は最低限で、あとは現金を貯めておく
この考え方を知り共感したので、ひとまず半年分の生活費を預金口座に残しておく以外は投資に回すことに。
保険も毎月2万円以上払っていましたが、今は半分解約して月々の支払いは1万円以下です。
そして一括で払っていた学資保険も「貯金に比べたら増えるけど、使うのはまだ10年以上先なんだから投資に回して効率良く増やした方がいい!」という考えから解約しました。
ちなみに保険の見直しは夫に相談しつつ自分でやりました。
本当は月々5,000円以内に収めたいのでもう少し解約したいのですが、子供たちが大きくなるまではこのままでいく予定です。
解約した学資保険をジュニアNISAに入れたわけは、親のNISA枠は別で使いたかったから。
せっかく税金がかからない子供の投資枠があるのに使わないのはもったいないから、それだけです。
ジュニアNISAにしてからの資産の伸び率
上の子の学資保険は、元本210万円で解約したら約9万円増えて220万円程になって返ってきました。
そのお金と、今までの貯蓄やボーナスなどから毎月66,666円をジュニアNISAでS&P500と全世界株式のインデックスファンドに定額積立することにしました。
2020年9月に始めて、ジュニアNISAの制度が終わる2023年12月まで3年4カ月積み立て、元本は約270万円になりました。
それがジュニアNISAに入金できる最後のタイミングだった2023年12月時点では含み益合わせて340万円に!
そこからは制度が終わったので買い増しできなくなったのですが、2024年6月時点では470万円に増えています!
今はたまたま株価が好調なのと円安の影響を受けていることも大きな要因ですが、200万円も増えました。
学資保険のままだったら18年待ってやっと240万円くらいになるだけ。
それでもありがたいけど、解約してジュニアNISAに移して本当に良かった!!!
今はジュニアNISAは無くなったので子供名義でNISAをすることはできませんが、子供名義の証券口座を作ることはできます。
NISAの上限が大きく増えたので、親のNISA口座で子供の学費を貯めるのでも良いと思います。
とにかく、今までの「子供ができたらとりあえず学資保険」という常識のようなものは今は役に立たなくなっています。
全然増えない!
私と同じように、インデックスファンドで長期運用する投資方法は15年以上続けるとマイナスにはならないと言う過去の統計があります。
それどころか大幅に増える可能性の方が高い!
統計は過去のものなので、今後も絶対にそうなると言い切ることはできませんが、大きな希望になると私は考えています。
学資保険や貯蓄保険を解約して投資を始めて本当に良かった!
一度始めたらそのまま。ではなく、お金の置き場所の見直しをオススメします。
きっと何かが変わるはず。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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