老後の年金問題やずっと続いている不景気のせいで、将来の金銭的な不安がない人はほとんどいないのではないでしょうか。
節約して、何とか子供の教育費や老後の資金を貯めようと頑張っている人がたくさんいると思います。
私は独身時代までは浪費体質で、『お金は使うためにある!』と本気で思っていて使いまくり、銀行員のくせに貯金はほぼゼロでした。
キャッシングも2回ぐらいしたことがあります。銀行員だったくせに。ヤバすぎる
結婚することになりお金の話になった時、当時まだ彼氏だった夫にドン引きされました。笑
そんな私も段々と変わっていき、お金を貯められるコツがわかるようになりました。
今では1000万円以上貯金があり、毎年増え続けています。
私が実際に行った、お金を貯められるようになる3つの行動を紹介します。
家計簿で支出を把握した
お金を貯めるための基本中の基本です。
でも正直私もめんどくさいことは嫌いなので苦手なんですが、現在も何とか頑張っています。
家計簿でわかること
何のために家計簿をつけるのかと言うと、まずは
①支出を把握するためです。
自分は収入に対してどれだけのお金を使っていて、どれくらい余裕があるのか、またはないのか。
自分を知ることはとても大切です。
それが分かれば、
②何にどれくらい使っているのかが分かります。
そうすると、無駄はないか。減らせるところはないか。削れるところはないか。という、節約できる箇所を見つけることができます。
かと言って、何もかも削ればいいわけではありません。
我慢して必死で節約してしんどい思いをしながら毎日過ごしても楽しくありません。
例えば私は、暑いのも寒いのも嫌なのでエアコンはケチらずすぐにつけちゃいます。
洋服が好きで、ボロボロなのは着たくないのでシーズンごとにちょくちょく買いますが、ブランドなどには興味がないので主にユニクロです。それでいかにオシャレに着られるかを考えます。
人によっては、エアコンはつけなくても家の中でダウン着てれば平気とか、服はどうでもいいとか、私がお金をかけるところには共感できなかったりすると思います。
本当に人によって違うので、それを自分で把握する必要があります。
③自分がお金をかけたいところと削るべきところを知るきっかけに、家計簿はなってくれます。
貧しい気分で何もかも節約するのではなく、楽しみながらお金を貯めるためにも、家計簿は大切な役割を果たしてくれます。
家計簿記入の頻度
毎日コツコツできるタイプではないので、お財布にレシートが溜まってパンパンでさすがにかっこ悪いな・・・となったら家計簿記入します。
月に一回くらいでしょうか。
1時間はかかっちゃうので、お金を使うたびに記入する癖をつけるとラクなはずなんですけどね。
でも最近、お財布を長財布からコンパクトな二つ折り財布に変えて、レシートをたくさん入れられなくなったのでこまめに入力できるようになってきました。
キャッシュレスの時代に大きなお財布は必要ないし、バッグも余裕ができるし、こまめな家計簿入力の癖もついたし、いいこと尽くしです。
コンパクトなお財布、すごくオススメです!
ちなみに私は紙ではなく家計簿アプリを利用しています。
結婚当初は紙でしたが、めんどくさいし買うのももったいないと思ったので。
私は『おカネレコ』というアプリが使いやすく感じたので利用していますが、ご自分が使いやすいものであれば紙でもアプリでも何でもいいと思います。
今後の人生計画や貯金目標を考えた
家計簿で現在の支出を把握できると、月々にどれくらい貯金できて、今後どれくらい貯めていけるのか具体的に考えることができます。
ただ闇雲にお金を節約して貯めるのではなく、最終的な目標があればやる気も出ます。
そしてその目標貯金額はなぜそれだけ必要なのか、将来の生活のためにはどれくらいあれば足りるのかなど、今後の人生を具体的に考えられるようになりました。
まずは自分がどんな風に暮らしたいか、やりたいことは何なのか紙に書きだしていくと、世間では持っていて当たり前のものが必要ないことに気付けたりします。
我が家の場合は、それがマイホームやマイカーでした。
これが要らないとなると大きく支出を削ることができます。
それから、世間的には浪費でも自分にとっては大切な出費についても考えてみました。
私は、普段の生活は質素でもいいから、年に数回は必ず旅行やコンサートに行きたいという答えが出ました。
その他、可能なら叶えたいことも想像してみます。
例えば、将来は早期退職してのんびり過ごしたいと考えています。
今自分は働いていませんが、夫が辞めたくなったらいつでも大丈夫だと言えるようにお金を貯めるつもりです。
このように、具体的に希望の将来を想像してみることで、よりハッキリとした目標を強い気持ちで持つことができるようになります。
固定費を見直した
家計簿で現状を把握して、将来のことを具体的に考えて今後の計画や目標が定まったら、最後にすべきことは実際にお金を貯めることです。
地道に少しずつではきちんと前進できているのか不安になってしまうので、最初はガツンと支出を減らすことをおススメします!
はじめは面倒ですが、一度やってしまうとその後もずっと勝手に継続していけるので思い切ってやるべきです。
私が実際にやった固定費削減を紹介します。
①スマホの通信会社を大手キャリアから格安SIMに変えた
私は数年前から格安SIMだったのですが、節約を意識し始め夫も格安SIMに変えました。
二人とも大手キャリアだった時は月に2万円以上かかっていましたが、現在は二人分とWi-Fi合わせて1万円もいかないくらいで、1万円以上減らせました。
②貯蓄性のある保険を解約した
保険を自分で見直して、掛け捨ての保険のみ残してあとは解約しました。
元本割れしてしまいましたがそこは今までの保険料ということで割り切って、解約返戻金は投資に回しました。
そして月々の保険料の支払いは2万5千円減り、丸々貯蓄に回しています。
③家賃の安い所に住んだ
これは節約を始めたからというよりも、夫が転職のため引っ越しをし、前職ではあった家賃補助がなくなったためなので正直以前より支払う家賃は増えてしまっています。
でもだからこそ、最低限の条件を満たした物件の中でも安い所に住むことでできるだけ支出を抑えました。
今後も引っ越す機会はありますが、その度に無駄のない家選びをしていくつもりです。
まとめ
お金をある程度貯められるようになってもまだまだ不安を感じる人が多いとよく聞きますが、それは自分の生活に一体どれくらいのお金が必要なのか、将来の生活のためにどれくらいのお金を貯めておく必要があるのか、具体的に把握できていないからではないかと思います。
自分の現状を知って、今後の見通しを立て、大きな支出を削っていくことで、漠然とした不安はなくなるはずです。
まずはひとつひとつ行動を起こして、目標の貯金額に近づけるように少しずつ進んでいきましょう。
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